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レシピの覚え書きと食にまつわる家族の日常を綴っています

タグ:銘木椀


薗部産業さんの「銘木椀」を大人用にも購入しました。

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お先に子どもたちは愛用しています。



次回のフェスで大人用と出会えたら…
と楽しみに一年置いていたのですが、
2月の初旬は感染症にナーバスになる時期。
(実際1月に娘は初のインフルエンザに…)
たとえ元気でも毎年必ず突然学級閉鎖の連絡がくるのがこの期間中なので、
チケットを取るのをためらって諦めたのでした。

自然のものなので木目や色合いの個体差がとても大きい器。
いつかは自分で選ぶつもりでしたが、
どんなものが届くかお任せしてみるのも面白いかも…と思い、
ちょうど再入荷のお知らせがあったcotogotoさんに注文しました。


夫には楢。
シリーズの中では一番重い木ということで男性向き。
(量ってみたら190g)
持ってみると手に馴染む安心感のある重さです。

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「どんなものが届いてもそれが縁!」
と覚悟していたものの、
木の知識がないわたしは格子状の木目が少し気になってしまいました。

恐る恐る持ち主となる夫に見せてみると…
「楢でしょう?こういう木目はよく見るよ。」と、
さも当たり前といった反応!
実家が林業の夫。
福島に移り住んでからは木材に囲まれた環境で育ったのでした…
(あくまでも木ではなく木材です。)

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本人が気にならないのなら
わたしも心置きなく愛着を持って使っていこうと思います。


自分用には家族みんなの木の色との調和を考えて栗を選びました。

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こちらはダイナミックに広がるゆったりとした年輪がとても好み。
色も優しいクリーム色です。

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サイズは子ども用は小、大人用は中。
これで家族4人分揃いました。

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左上から時計回りに、栗、楢、桜(娘)、橅(息子)


比べてみると一年以上使っている子どもたちの器は
艶が出て手触りもなめらか。
楢も栗も使っていくうちにこういう変化があると思うと楽しみです。



長い時間をかけて一つ一つ丁寧に作られていることがわかります↓






テーブルウェア・フェスティバルでの戦利品について。
出会ったのは、“お店に行けなかった”銘木椀です。

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昨年に比べて数が少ないと思ったら
今年の販売にはこういう事情が。
それでも一つ一つ手に取って木目や手触り、
重さを比較しながら選べる貴重な機会です。

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最近cotogotoさんで新しく小サイズが登場したことを知ったばかり。
シミや節、小さな傷があったりする、
いわゆるわけあり品でお値段は3200円→2000円。
わけありといっても実際手に取ってみると
それぞれ個性があるなぁとは感じる程度。
自然由来のものなのでマイナスイメージは沸きませんでした。


ありがたく子どもたち用に2つ選んでお買い上げ。
橅(上)と桜(下)です。

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手前の桜は娘のものになり(名前で即決)、
奥の橅は自動的に息子のものになりました。

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紹介文を引用します。



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ほんのり赤みのある木肌は、光沢があり、きめ細かく緻密。
佇まいの美しい器になります。
小枝も多く渦のような木目が出たり、
木の中心部分と皮目の色の違いで
ツートン模様がはっきり出やすいのも特徴のひとつ。
それがまた美しい景色になります。




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6種の中で一際色白な木肌は、さわやかで、
ナチュラルな暮らしの器にぴったり。
年輪による木目もやさしげです。
曲がりやすく扱いが難しいため、
昔はモップの柄にしかならないと雑木扱いされていましたが、
今は白い木肌が人気で一番高価とも言われています。


小さいサイズは桜、橅、欅のみの展開。
欅は店員さんのお話の通り少々重かったのと、
色味が濃かったので桜と橅に。
中と大は他に栗、楢、くるみ、楓があります。

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その日の晩ごはんで早速デビュー。

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お麩とほうれんそうのかき玉みそ汁でした。

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主菜は手抜きをしてお惣菜のコロッケ。
簡単なサラダと常備菜のれんこんの塩きんぴらの晩ごはんでしたが、
器のおかげで罪悪感が薄れました。(←悪い傾向?)

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口に当たる感じがとても柔らかく、
木の温もりを感じられるところが魅力。
子どもたちも新しいそれぞれの器を喜んでくれました。


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