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レシピの覚え書きと食にまつわる家族の日常を綴っています

タグ:常夜鍋


夫の帰りが遅めだった日の晩ごはんは向田邦子さんの「常夜鍋」。
シンプルにひたすら豚肉とほうれんそうを楽しむ鍋と言う意味で大人向けです。

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レシピはこちらに。



このときは家族みんなで食べていますが↑、最近は豆乳鍋レモン鍋などお気に入りがあるので
子どもたちは早い時間に別メニュー(煮込みうどん)にしました。


昆布だしに酒を多めに加え、にんにくを丸ごと入れて沸かします。

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実は見た目以上にパンチがきいています。

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レモンをギュッとしぼってお醤油を垂らし、昆布つゆで薄めて食べます。


しめは少なめのごはんで雑炊に。

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白だしで味をととのえて溶き卵を回し入れ、青ねぎを乗せて完成。

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常夜鍋は短編集「夜中の薔薇」におさめられています。
料理や食べものにまつわる短編、レシピ、エピソードが満載の『向田邦子の手料理』は
ファンにとってはバイブルです。

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長年愛読していて文庫本のほうはすでにボロボロです。
たまに作っているのは“にんじんごはん”や“梅じそとかつお節の箸休め”、“トマトの青じそサラダ”など。
季節ごとに読みたくなります。



一気に寒くなり、外出が億劫になれば買い物の頻度も減り、
冷蔵庫は寂しくなり、常備菜作りも滞っているこの頃。
パパッと簡単に温かいものが食べたい!ということで鍋が登場。

ちょうど立派なほうれんそうと国産レモンが安かったのもあって
用意したのは向田邦子さんの常夜鍋です。

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この日は娘の習い事の送迎で帰宅が18時半。
夫もそれくらいの時間には帰宅するとのことだったので、
ブレイザーに水と酒と昆布を浸して出発。
帰ってきたら生姜、にんにくを放り込んで火にかけ、その間に材料を準備し、
夫と子どもたちはお風呂。
19時にはスタートできました。

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シンプルに醤油とレモンと大根おろしで食べるのが美味しい。

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子どもたちは醤油ポン酢ですらまだ厳しく、いつも麺つゆで食べています。
具材も娘は促せばなんでも食べますが、息子は頑なにお肉と春雨のみ。


この日の〆はうどん。
麺つゆベースか白だしベースか多数決の末、白だしのうどんになりました。

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溶き卵を回し入れて青ねぎを散らして完成。
子どもたちにとってはここがハイライトです。


鍋をするのにちょうどいい深さのストウブブレイザー。
寒いこれからの時期、ピコココットと共に活躍してくれることでしょう!





向田邦子さんの『夜中の薔薇』というエッセイ集の「食らわんか」に登場する常夜鍋。
醤油にレモンを搾って食べるというのが向田流です。

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向田さんもほうれんそうと豚肉だけがいいとおっしゃっていてその通りだと思うのですが、
子どものためにお豆腐と春雨もプラス。

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レモンは一人分1/4こ~半分くらいあってもいいかも。
そのつど搾ります。
(子どもは試したのち、味ポンに)

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■材料

・豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用薄切り) 100g×人数分 ※1
・ほうれんそう 1~2袋

【A】
・水 800ml
・酒 200ml (タカラ料理のための清酒使用) ※2
・昆布 10cmくらい
・生姜 ひとかけ
・にんにく ひとかけ

・醤油
・レモン

※1 著書では一人200g~300g推奨
※2 著書では水7:酒(辛口特級酒)3の割合、昆布はなし


■作り方

1.土鍋などに【A】を入れて昆布が戻るまで30分ほど置く。
2.1を火にかけ煮立ったら昆布を取り出す。アルコールが飛んだら、豚肉とほうれんそうを入れていく。
3.取り皿に醤油を注ぎ、レモンを搾ってつけだれにする。


子どもたちお待ちかねの雑炊…ならぬおじや。
ごはん好きな家族ゆえ、どうしてもサラサラの雑炊ではなくおじやになってしまいます…。

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水炊きのときは塩味にすることが多いのですが、この日はめんつゆで。

毎晩食べても飽きない鍋というのが「常夜鍋」という名前の由来だとか。
本当にシンプルで美味しく、特にほうれんそうがいくらでも入ってしまいます。
1袋では全然足りなくて次回は2袋用意しようと誓ったほどです。



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