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レシピの覚え書きと食にまつわる家族の日常を綴っています

タグ:常夜鍋


「JA全農ぐんま×フーディストパーク」の
モニターコラボ広告企画に参加しています。

【ぐんまクッキングアンバサダー第5期モニター企画参加中】
ぐんまクッキングアンバサダーの料理レシピ


今月は「群馬県産ほうれんそう」をご紹介しています。

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群馬県のほうれんそうは生産量が全国トップクラス。
しっかり肉厚な葉ですが、苦みやえぐみは少なく
甘みもあってとても食べやすいです。


そんなほうれんそうが主役の鍋が「常夜鍋」。
向田邦子さんのエッセイで知ってから
毎年鍋のシーズンのお楽しみです。

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水と酒に、昆布、生姜、にんにくを丸のまま入れた
味付けなしの鍋つゆなのですが、
じんわり体が温まります。

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醤油とレモンでいただきます。

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■材料(2人分)

・群馬県産ほうれんそう 1袋
・豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用) 250g
・木綿豆腐 200g

【A】
・水 600ml
・酒 100ml
・にんにく 1かけ
・生姜 1かけ
・昆布 10cm程度

・レモン 1/2こ
・醤油 適量

■作り方

1.鍋に【A】をすべて入れて火にかける。(煮立ったら準備OK)

2.ほうれんそうは洗って軸を落とし、半分の長さに切る。

3.豚肉は色が変わるまで、ほうれんそうは30秒ほどさっと煮る。
取り皿に醤油とレモン汁を入れ、鍋つゆで薄める。


山盛りのほうれんそうも大人二人でペロリ。
まさにほうれんそうを味わう鍋です。

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食べ応えがあって甘いほうれんそうは
豚肉とも相性抜群でいくらでも入ってしまいそう…

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〆は雑炊にしました。
白だしで味付けし、溶き卵を加えています。

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にんにくと生姜のおかげで
見た目以上にパンチが利いています。

群馬県産ほうれんそうでぜひお試しいただきたい
シンプルで簡単な鍋です。




「福島クッキングアンバサダー」の活動です。

福島クッキングアンバサダーの料理レシピ


今月は番外編として嬉しいプレゼントが。
「麓山高原豚」をいただきました。

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ロース肉の薄切りをたっぷり850g!

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「麓山高原豚」は福島県内の指定農家による限定生産品。
JA全農福島のブランド豚です。
脂肪はキレがよくあっさりとしていて、
臭みが少なくあくが出にくいのが特徴とのこと。


昨年は同じくロース肉とバラ肉をいただき、
ロース肉のほうはロールカツに。



バラ肉はねぎ塩レモンだれの焼肉にしました。



まず究極にシンプルな常夜鍋にして味わいました。

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鍋つゆは水、酒、昆布、生姜、にんにく。
調味料は入れません。

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具材もシンプル。
いただいた「麓山高原豚」は大人2人分で300g用意。

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普段は雑に山にしてしまうところですが、
特別なお肉なので一枚ずつ広げて盛り付け。
色も美しいです。

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お肉と同量のほうれんそうと、木綿豆腐。

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味付けは普段は醤油+レモンのところを
季節柄、醤油+柚子で。
香りが良く酸味は穏やかです。

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薄切りと言いつつ贅沢に生姜焼き用くらいの厚みがあり
柔らかくて箸でも切ることができます。

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最後まであくをすくう必要がなかった
旨みが溶け出たスープ。
白だしで味付けして玉子雑炊にしました。

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残りも鍋にしてしまおうか悩むほど
シンプルに食べるのが美味しい「麓山高原豚」。
福島県が誇るブランド豚です。


夫の帰りが遅めだった日の晩ごはんは
向田邦子さんの「常夜鍋」。
“シンプルにひたすら豚肉とほうれんそうを楽しむ鍋”
と言う意味で大人向けです。

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レシピはこちらに。



このときは家族みんなで食べていますが↑
最近は豆乳鍋レモン鍋などお気に入りがあるので
子どもたちは早い時間に別メニューにしました。
(この日は煮込みうどん)


昆布だしに酒を多めに加え、
にんにくを丸ごと入れて沸かします。

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実は見た目以上にパンチがきいています。

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レモンをギュッとしぼってお醤油を垂らし、
昆布つゆで薄めて食べます。


しめは少なめのごはんで雑炊に。

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白だしで味をととのえて溶き卵を回し入れ、
青ねぎを乗せて完成。

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常夜鍋は短編集「夜中の薔薇」におさめられています。
料理や食べものにまつわる短編、
レシピ、エピソードが満載の『向田邦子の手料理』は
ファンにとってはバイブルです。

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長年愛読していて文庫本のほうはすでにボロボロ。
たまに作っているのは“にんじんごはん”や
“梅じそとかつお節の箸休め”、
トマトの青じそサラダ”など。
季節ごとに読みたくなります。




一気に寒くなり、外出が億劫になれば買い物の頻度も減り、
冷蔵庫は寂しくなり、常備菜作りも滞っているこの頃。
パパッと簡単に温かいものが食べたい!
ということで鍋が登場。

ちょうど立派なほうれんそうと国産レモンが安かったのもあって
用意したのは向田邦子さんの常夜鍋です。

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この日は娘の習い事の送迎で帰宅が18時半。
夫もそれくらいの時間には帰宅するとのことだったので、
ブレイザーに水と酒と昆布を浸して出発。
帰ってきたら生姜、にんにくを放り込んで火にかけ、
その間に材料を準備し、夫と子どもたちはお風呂。
19時にはスタートできました。

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シンプルに醤油とレモンと大根おろしで食べるのが美味しい。

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子どもたちは醤油ポン酢ですらまだ厳しく、
いつも麺つゆで食べています。
具材も娘は促せばなんでも食べますが
息子は頑なにお肉と春雨のみ。


この日の〆はうどん。
麺つゆベースか白だしベースか多数決の末、
白だしのうどんになりました。

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溶き卵を回し入れて青ねぎを散らして完成。
子どもたちにとってはここがハイライトです。


鍋をするのにちょうどいい深さのストウブブレイザー。
寒いこれからの時期、活躍してくれることでしょう!





向田邦子さんの『夜中の薔薇』というエッセイ集の
「食らわんか」に登場する常夜鍋。
醤油にレモンを搾って食べるというのが向田流です。

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向田さんもほうれんそうと豚肉だけがいいとおっしゃっていて
その通りだと思うのですが…
子どものためにお豆腐と春雨もプラス。

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レモンは一人分1/4こ~半分くらいあってもいいかも。
そのつど搾ります。
(子どもは試したのち、味ポンに)

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■材料

・豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用薄切り) 
100g×人数分 ※1
・ほうれんそう 1~2袋

【A】
・水 800ml
・酒 200ml 
(タカラ料理のための清酒使用) ※2
・昆布 10cmくらい
・生姜 ひとかけ
・にんにく ひとかけ

・醤油
・レモン

※1 著書では一人200g~300g推奨
※2 著書では水7:酒(辛口特級酒)3の割合、昆布はなし


■作り方

1.土鍋などに【A】を入れて昆布が戻るまで30分ほど置く。

2.1を火にかけ煮立ったら昆布を取り出す。
アルコールが飛んだら、豚肉とほうれんそうを入れていく。

3.取り皿に醤油を注ぎ、レモンを搾ってつけだれにする。


子どもたちお待ちかねの雑炊…ならぬおじや。
ごはん好きな家族ゆえ、
どうしてもサラサラの雑炊ではなくおじやになってしまいます…

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水炊きのときは塩味にすることが多いのですが
この日はめんつゆで。

毎晩食べても飽きない鍋というのが「常夜鍋」という名前の由来だとか。
本当にシンプルで美味しく、ほうれんそうがいくらでも入ってしまいます。
1袋では全然足りなくて次回は2袋用意しようと誓ったほどです。



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