北海道に住む夫の伯母から、
毎年この時期に新巻鮭をいただきます。
新婚当初は丸ごと一匹長い箱に入って届き、
出刃包丁も持っていない新米主婦には歯が立たず。
翌年からは切り身でお願いして現在に至ります。
この新巻鮭は食べ慣れている人(特に東北以北の人)
には理解されないのですが、かなりしょっぱい!と思います。
子どもたちに食べさせるにはなおさら…
それをできる限りおいしくいただくために
わが家では「塩抜き」をします。
義理の母に「うちでは塩抜きして食べてます~」
と言ったら絶句されたことがありますが
(本当にびっくりして言葉が出なかった様子。)
これはわが家にとっては大事な工程なので、
今年もしっかり塩抜きします。
まずは鮭フライに。
■材料(2~3人分)
・新巻鮭(切り身) 3~4切れ
【A】
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・水 2と1/2カップ
・薄力粉
・卵
・パン粉
・サラダ油
■作り方
1.深めのバットに【A】を入れ、洗った鮭の切り身を並べる。
冷蔵庫で4時間~半日ほど置く。
2.取り出してペーパータオルで水分を押さえ、骨を抜いて食べやすい大きさに切り分ける。
3.軽くこしょうをし、薄力粉、卵、パン粉の順に衣をつける。
4.170℃のサラダ油できつね色になるまで3~4分揚げる。
塩抜きの過程で鮭が水分を含み、揚げるとふっくら!
初めは真水に浸けていたのですが、
酒とみりんを加えることで風味が落ちなくなりました。
ちょうど良い塩加減で子どもでも塩分を気にすることなく
安心して食べられます。
何かかけるとしたらレモン、ウスターソースでしょうか。