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レシピの覚え書きと食にまつわる家族の日常を綴っています

タグ:バター


11月の下旬にシュトーレン用にと仕込んだドライフルーツのブランデー漬け
結局パネトーネ風デニッシュを焼いたきり、冷蔵庫に眠っていたので
そろそろ何かに使おう!ということでパウンドケーキを焼きました。

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■材料(15cmのパウンド型1台分)

・薄力粉 120g
・ベーキングパウダー 小さじ1/3
・無塩バター 90g
・砂糖 90g
・卵 Mサイズ2こ
・ドライフルーツ(ブランデーまたはラム酒に漬けたもの) 80g

■作り方

(下準備)
・バターと卵を室温に戻しておく。
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせて2回ふるう。
・型にオーブンシートを敷いておく。

1.柔らかくしたバターをなめらかなクリーム状になるまで泡立て器でよく混ぜる。

2.砂糖を3回に分けて加え、そのつどよく混ぜて白っぽくふわふわの状態にする。

3.卵を溶いて大さじ1ずつ加え、そのつどよく混ぜる。
(分離したら一瞬だけ湯煎にかけてよく混ぜる。)

4.汁気を切ったドライフルーツにふるった粉を適量まぶす。
残りの粉を3に加えてへらで切り込むように混ぜる。

5.7割ほど混ざったらドライフルーツも加え、粘りが出ないように気を付けて混ぜる。

6.型に流してゴムべらで表面を平らにならし、中の空気を抜くために数回台に打ち付ける。

7.160℃に予熱したオーブンで45分焼く。


型から外して冷まし、冷蔵庫で一日寝かせました。

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しっとりきめ細かい生地で、自分なりに満足の仕上がり!
ブランデーの香りも良いです。



秋から冬にかけて旬を迎える国産のグリーンレモン。
例年より少し早いですが、佐賀県産が出ていたので無塩バターとセットで購入。
レモンカードを作りました。

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レシピは一昨年のシーズンに作ったときの記事にも。
元々はホークスみよしさんのレシピです。
簡単で美味しくておすすめなので、あらためて書いておきます。


■材料(作りやすい分量)

・レモン(国産・ノーワックスのもの) 2こ
・無塩バター 120g
・グラニュー糖 200g
・卵 2こ

■作り方

1.レモンはよく洗い厚めに皮をむき、果汁をしぼる。

2.レモンの皮、果汁、バター、卵、グラニュー糖を鍋に入れる。

一回り大きい鍋に湯を沸かして湯煎にかける。

3.混ぜながらバターとグラニュー糖を溶かし、溶けたらざるで濾す。

4.鍋に戻し、再び湯煎にかけ、とろりとするまで混ぜながら10分ほど煮る。

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瓶を煮沸消毒している間にバターと砂糖を計量し、レモン果汁をしぼり…
ジャムほど煮詰めなくても卵の作用で固まるので、全工程30分で完成します。


旧ブログによると、初めて作ったのが2010年でした。
かれこれ8年もの間作り続けて、家族にも馴染みのレモンカード。
一瓶は週末に来る両親におすそ分けします。



スーパーに並ぶかぼちゃの産地がだんだんと南下しておりますが…
(関東以北を支持しています。)
この日は新潟県産を発見!
生のとうもろこしと合わせて簡単な炒めものを作りました。

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■材料(4人分)

・かぼちゃ 200g
・とうもろこし 1本
・バター 20g
・カレー粉 小さじ1/2
・塩 少々

■作り方

1.かぼちゃは種を取り、皮付きのまま3mm程度にスライスする。

2.とうもろこしは包丁で実をこそげ落とす。

3.フライパンにバター10gを温め、かぼちゃを重ならないように並べて焼く。
焼き色がついたら返す。

4.かぼちゃのもう片面を焼いている上にとうもろこしを広げ、ゆっくり火を通す。

5.かぼちゃに火が通ったら残りのバター、カレー粉、塩を加えて1分ほど炒める。


何も言わずにそっと出してみたら、娘は「美味しい!」
と連呼しておかわりまで。
炒めものを好まず、副菜やお弁当のおかずに苦労している息子までもが
かぼちゃ×コーンの組み合わせとカレー粉のおかげで、
促さずとも静かに完食しました!

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甘いかぼちゃととうもろこしに、バターのコクとカレーの風味が合わさり、
子ども受けの良い食欲をそそるおかずとなったようです。

こういう主菜ではないちょっとしたものが喜ばれると
おおいにモチベーションがアップします!



じゃがいも・玉ねぎ・完熟のトマトを野菜の水分で煮込み、
塩とバターで味付けしたこちら。
子どもの頃母がよく作ってくれた料理です。

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「トマトとじゃがいものバター煮」と名付けてみましたが
名前は特にありませんでした。

決して食べやすい形ではないのに
なぜかじゃがいもはいつも輪切り。
そして堂々と残るクルンと丸まったトマトの皮。

わたしにとってはノスタルジックな要素なので
あえてそのままにしています。


■材料(4人分)

・じゃがいも 3こ
・玉ねぎ 1こ
・トマト(完熟のもの) 2こ

・バター 20g
・砂糖 少々
・塩 小さじ2/3

■作り方

1.じゃがいもとトマトは厚さ1センチの輪切りにし、じゃがいもは水にさらす。

2.玉ねぎはくし切りにする。

3.熱したストウブ鍋にバター10gを溶かし、じゃがいもと玉ねぎを炒める。

4.玉ねぎがしんなりしたら、トマト、砂糖、塩を加えてひと混ぜし、蓋をして弱火で15分煮込む。

5.残りのバターを加えて全体を混ぜる。


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母の料理はなんでも美味しく食べていましたが
日常に溶け込んでしまうのでしょう。
印象に残っているのはこうした名もなき料理ばかりです。

豆腐を甘いだしで煮て卵とじにしたもの。
輪切りにしたなすをフライパンで焼いて、
スライスチーズを乗せてレンジでチンしたもの。
(ちなみにこれには必ずお醤油をかけていました。)
ちょっとした懐かしの一品がいくつかあります。

キッチンツールが多様化してストウブ鍋になり、
祖母は鰹節を削って作っていたのが、
母は削られた鰹節を使い、
娘のわたしは顆粒だしの素で楽をするように。
食材も増えてスライスチーズがシュレッドチーズになったり。

様々な理由で少しずつ形を変えながらも、
名もなき料理たちは受け継がれています。





シュガースポットだらけの
傷んではいないけれど瀕死のバナナが4本、
食品かごの底から発見されたので
慌ててジャムにしました。

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熟したバナナだったせいか、色がいまいち…


■材料

・バナナ 中4本
・レモン 1/2こ
・グラニュー糖 100g
・水 200ml
・バター 30g
・ブランデーまたはラムダーク 大さじ1
・シナモン

■作り方

1.バナナは薄切りにして厚手の鍋に入れ、すぐにレモンをしぼる。

2.グラニュー糖を加え、弱めの中火で潰しながら煮ていく。

3.バナナがつぶれたら水を加え、煮立ったらあくをすくう。

4.バターを加え、もったりするまで煮詰める。

5.ブランデー、シナモンを加え、ひと煮立ちさせる。


生のバナナはそれほど好きではない娘にも、
こちらのジャムは大好評。
そして、娘が今一番お気に入りのパンが
写真のパスコのイングリッシュマフィンの全粒粉です。

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「このザラザラのパンおいし~♡おかわり!」
と元気よく言われたときには爆笑!
褒め言葉とけなし言葉について講義をしようかと思ったけれど、
面白かったし可愛いかったので、
あえて指摘はしないでおきました。



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