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レシピの覚え書きと食にまつわる家族の日常を綴っています

カテゴリ: ストウブ


ストウブで煮込んだら絶対美味しいと思いつつ、
一度も作っていなかったロールキャベツ。
大好きなのですが子どもたちがキャベツを好まず
めっきり登場しなくなって数年…

キャベツと油揚げを白だしでくたくたに煮たものが
最近になって娘にヒットしたので、
息子は無理かもしれないけれど
娘は食べてくれるかも…と淡い期待が。

キャベツをはがしては休み
香味野菜を炒めては休み…
半日かけてのんびり作りました。


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お手本にしているのは谷昇シェフのレシピです。




香味野菜を多めのバターでしっかり炒めて
タネにケチャップを加えるので、
煮るときはなんと水だけ。
煮込み時間はたっぷり2時間です。
2時間煮込むとキャベツと中身が一体化するのだそうです。
レシピ通りに作ったらキャベツがはがれなくなりました。


何度もお世話になっているレシピですが、
回を重ねるごとに基本は押さえつつわが家流に。
セロリは常備していないので省略。
バターとケチャップを減らして
コンソメを少しだけ入れています。



■材料(10こ分)

・キャベツ 1玉
・合挽き肉 400g
・玉ねぎ 1こ
・人参 1/2本

・バター 20g
・塩 小さじ2/3
・ナツメグ 少々
・ホワイトペッパー 少々
・トマトケチャップ 小さじ2
・洋風スープの素(コンソメ) 小さじ1/2

■作り方

1.玉ねぎと人参はみじん切りにしてバターでしんなりするまで炒める。
粗熱をとって冷蔵庫で冷やす。

2.キャベツが丸ごと浸かる大きさの鍋に湯を沸かす。
芯の周りに切り込みを入れたキャベツを茹でる。
葉がしんなりしてきたらはがし、ざるに上げて冷ます。

3.ボウルに合挽き肉、塩、ナツメグ、ホワイトペッパーを入れて粘りが出るまでしっかりこねる。

4.1の野菜、トマトケチャップを加えてよく混ぜ、10等分にして棒状に成形する。

5.1のキャベツは大小に分け、キッチンペーパーでよく水気を拭き取る。

6.4を小さめの葉で包んでから大きめの葉で包み、巻き終わりは押し込むようにしてしっかり閉じる。

7.ストウブに巻き終わりを下にしてきっちりとすき間なく並べ
(すき間ができる場合はキャベツを丸めて埋める)
かぶるくらいの水、洋風スープの素を加えて強火にかける。

8.煮立ったら弱火にし、蓋をして1時間半煮込む。
(途中で水が少なくなったら足す)

9.蓋を外して30分ほど弱火で煮詰める。


24cmのブレイザーにきっちり詰めました。

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1時間半経過したところ。

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さすがは無水調理ができるストウブ。
水を足さなくても7割くらいがスープに浸かる
ちょうど良いひたひた加減です。


透き通ったスープ。

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ほろりと崩れるキャベツ。
成功です!

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数年ぶりになぜ作ろうと思ったかというと…
先日「孤独のグルメ」でロールキャベツの回を観たから。
なかなかお店が見つからずシーズン8に突入し
満を持しての登場になったという
渾身のロールキャベツの名店だそうです。



ドラマの中でもごはんとお味噌汁の定食で
オン・ザ・ライスにしていたので
あれこれ献立を考えずに簡単に…

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息子はなんとか1こ。
それでもこんなにキャベツを食べたのは初めてです。

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娘は喜んで2こ食べて、

本当はもう1こ食べたかったそうなのですが
さすがにお腹がいっぱい。
翌朝のお楽しみにとっておくことになりました。




紅玉とウースター・ペアメインを掛け合わせた真っ赤なりんごでジャムを作りました。

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皮を一緒に煮るとほんのりピンクになります。

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■材料

・りんご(紅玉系の赤くて酸味の強いもの) 2こ(400g/正味250g)
・上白糖 150g
・レモン汁 大さじ1
・シナモンスティック 1本

■作り方

1.りんごはらせん状に皮をむき、皮も捨てずにとっておく。
8等分のくし型に切って芯を取り除き、5mm幅に切る。

2.ストウブ鍋にりんご、皮、上白糖を入れて混ぜ、蓋をしてそのまま砂糖が溶けるまで2時間ほど置く。

3.レモン汁を加えて弱火にかけ、蓋をしたまま20分煮る。

4.皮を取り出してシナモンスティックを加え、混ぜながらぽってりするまで煮詰める。


砂糖をまぶしたところ。
時間がなければすぐに煮始めても大丈夫です。

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砂糖が溶けて水分が出てくるとこんな感じに。

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皮は取り出し、シナモンスティックを入れて煮ていきます。

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酸味の強いりんごならではの、ほど良い甘酸っぱさ。

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トーストに、紅茶に、ヨーグルトに…楽しみたいと思います。




タピオカドリンクを作ってみました。

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第3次ブームとも言われているタピオカ…
近くにお店がないので特に飲む機会もないまま現在に至ります。
静かだった子どもたちもドトールで販売されてようやく気付いたのか(店頭ののぼりで)
お店の前を通るたびにせがむようになりました。

でも…一杯の量が子どもには多いしお値段もそれなり…
ブームに乗って質の良くないものも出回っているなんて話も聞くうちに、
おうちで作った方が量も味もカスタマイズできるし、経済的だし、安心なのでは?
ということになり、材料を購入してきました。

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合成着色料不使用のブラックタピオカはカルディで180円。
タピオカ用の太いストローはセリアで。


戻し方は6~8時間水に浸してから2~3分茹でて仕上げる方法と、1時間茹でる方法の2通り。
今回は浸水せずストウブで茹でる方法にしました。

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■材料(5~6人分)

・乾燥タピオカ 50g
・水 800ml
・砂糖 大さじ3

ミルクティー、ココナッツミルク、ラテのポーションなどお好みで

■作り方

1.乾燥タピオカはさっと洗い、水とともにストウブに入れて中火にかける。

2.沸騰したら蓋をして弱火にし、30分茹でる。

3.砂糖を加えて火を止め、蓋をして30分置く。

4.ボウルなどに移して常温に冷まし、お好みの飲みものと合わせる。


茹で上がったタピオカです。

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甘い煮汁に浸したまま冷まします。
すぐに食べない場合は煮汁を切って小分けにして冷凍保存し、レンジで解凍します。

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息子は抹茶ラテでタピオカデビュー。

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咀嚼しながら飲むのに少し苦戦していましたが、満足してもらえました。

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この日はお友達が来てくれたのでルイボスチャイのミルクティーと、いちごミルクバージョンを。

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こちらは冷凍→解凍したもの。
モチモチ感はそのままで上手くいきました。

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量も甘さもカスタマイズできて、お得な気分になった自家製タピオカドリンクでした。
ストローが大量にあるのでまたリクエストがあれば作ります。




生のトマトと玉ねぎをたっぷり使って、ストウブで無水カレーを作りました。

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ご実家が畑をしているというお友達から季節ごとに立派なお野菜をいただきます。
今回はこちらの真っ赤な完熟トマトと2こと、玉ねぎを丸ごと1こ使いました。

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■材料(4人分)

・鶏手羽元 10~12本

・トマト 2こ
・玉ねぎ 1こ
・にんにく 2かけ

・塩 ひとつまみ(肉の下味用)
・ホワイトペッパー 少々
・カレー粉 小さじ2
・バター 20g
・ヨーグルト 大さじ4
・塩 小さじ1

■作り方

1.鶏手羽元、塩、ホワイトペッパー、カレー粉をポリ袋に入れ、揉んでなじませる。

2.ストウブ鍋を熱して全体にバター10gを塗り、1の鶏肉を焼き色がつくまで焼いて取り出す。

3.トマトは湯剥きをして角切りに、玉ねぎとにんにくはみじん切りにする。

4.2の鍋にバター10gを足して温め、3を加えてしんなりするまで炒める。

5.鶏肉を戻し、ヨーグルト、塩を加えて蓋をする。
途中2回ほど混ぜて様子を見ながら弱火で約1時間煮込む。


ストウブでじっくり煮込んだ手羽元は、ホロッと簡単に骨が外れます。

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トマトは加熱するとホールトマトとはまた違った美味しさで、フレッシュさが際立ちます。
自然な色と優しい味も生トマトならでは!

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たっぷり入れた玉ねぎの甘みもあいまってまろやかなカレーになり、
子どもたちも美味しく食べてくれました。

丸いズッキーニはどうやって食べようか考えた末、輪切りにしてトースターでグリルに。
詳しいレシピはまた後日。



「ネクストフーディスト」の活動です。

「三方原馬鈴薯」のホクホク感を生かしたレシピをご紹介しています。

突然ですが、わが家のストウブデビューは肉じゃがでした。
1袋100円のお安いじゃがいもでも、芽が出る寸前まで放置してしまったじゃがいもでも、
ストウブで無水調理にかかればたちまち美味しく変身。
無水なので調味料が少なくて済み、時短なのも長所です。

そんな肉じゃがを「三方原馬鈴薯」でももちろん作りました!

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今回は人参が少し多めでしたが、この人参もまた甘くて美味しいのです。


■材料(4人分)

・三方原馬鈴薯 4こ
・新玉ねぎ 大1こ
・人参 2本
・豚バラ肉 200g
・しらたき 1袋(250g)

・サラダ油 少々
・酒 大さじ2
・顆粒だし 1袋
・みりん 大さじ3
・醤油 大さじ3

■作り方

1.三方原馬鈴薯は皮をむいて6等分に切り、水にさらす。

2.新玉ねぎはくし切りに、人参は乱切りにする。

3.豚バラ肉は食べやすく切り、しらたきは水気を切ってざく切りにする。

4.ストウブを温め、キッチンペーパーでサラダ油をよくなじませる。

5.2、3を軽く炒めて酒を加え、蓋をして肉の色が変わるまで煮る。

6.1、顆粒だし、みりんを加えてひと混ぜし、蓋をして5分煮る。

7.醤油を加えて混ぜ、蓋をして10分煮る。途中で一度上下を返すように混ぜる。

8.蓋をしたまま自然に冷ます。


工程が多くなってしまいましたが…
要は材料を時間差で入れ、混ぜてそのつど蓋をして煮るだけです。

玉ねぎ、人参、豚肉、しらたき、酒

じゃがいも、顆粒だし、みりん

醤油


煮崩れはしていないけれど表面は粉を吹いているくらいがベスト。
芯から火が通ってホクホクです。

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無水でも煮汁はこれくらい残るので、つゆだくな感じも十分味わえます。

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子どもたちもいつもよりリアクションが良く、「明日も作って!」の声をいただきました。

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かなり多めに作ったので残ったら肉じゃがコロッケにしようと思っていたら、残りませんでした!

さすがは旬の三方原馬鈴薯。
最近確信に変わったことですが…これは来年絶対に箱買いします。
(価格も調べ済み)


『静岡県産の三方原馬鈴薯で作る「ホクホク」簡単レシピ』
ネクストフーディスト


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