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レシピの覚え書きと食にまつわる家族の日常を綴っています

2018年09月


秋から冬にかけて旬を迎える国産のグリーンレモン。
例年より少し早いですが、佐賀県産が出ていたので無塩バターとセットで購入。
レモンカードを作りました。

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レシピは一昨年のシーズンに作ったときの記事にも。
元々はホークスみよしさんのレシピです。
簡単で美味しくておすすめなので、あらためて書いておきます。


■材料(作りやすい分量)

・レモン(国産・ノーワックスのもの) 2こ
・無塩バター 120g
・グラニュー糖 200g
・卵 2こ

■作り方

1.レモンはよく洗い厚めに皮をむき、果汁をしぼる。

2.レモンの皮、果汁、バター、卵、グラニュー糖を鍋に入れる。

一回り大きい鍋に湯を沸かして湯煎にかける。

3.混ぜながらバターとグラニュー糖を溶かし、溶けたらざるで濾す。

4.鍋に戻し、再び湯煎にかけ、とろりとするまで混ぜながら10分ほど煮る。

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瓶を煮沸消毒している間にバターと砂糖を計量し、レモン果汁をしぼり…
ジャムほど煮詰めなくても卵の作用で固まるので、全工程30分で完成します。


旧ブログによると、初めて作ったのが2010年でした。
かれこれ8年もの間作り続けて、家族にも馴染みのレモンカード。
一瓶は週末に来る両親におすそ分けします。



厚切りの豚バラ肉を一日塩漬けにして
ポトフを作りました。

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前回は4日熟成させた肩ロースのかたまりだったので
圧力鍋にお任せしましたが
今回は焼き肉用の厚切りのため
一日だけ寝かせてストウブで。
沸騰させてあくを取り、蓋をして40分程度。
弱火で放っておくだけで
ナイフがいらないほど柔らかくなります。

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一緒に煮込んだのはキャベツ、人参、大豆。
味付けは塩豚を漬ける際の塩と砂糖、
ローリエ、ブラックペッパーのみ。
豚肉と野菜の旨みと甘みが全部スープに溶け出るので
コンソメなどは不要です。


■材料(2人分)

・豚バラ肉 300g
(かたまりの場合は2cm程度の厚さにカット)
・キャベツ 1/4カット
・人参 1本
・大豆(水煮) 60g

・塩 小さじ1と1/2
・砂糖 小さじ1
・水 600ml
・ローリエ 2枚
・ブラックペッパー

■作り方

1.豚肉に塩と砂糖をすり込み、冷蔵庫で半日から一日置く。

2.キャベツは軸を残して切り、人参も大きめに切る。

3.鍋に1、2、水を入れて強火にかける。
あくが出たらすくって弱火に蓋をして30分煮込む。

4.大豆、ローリエ、ブラックペッパーを加えてさらに10分ほど煮込む。


お好みで仕上げにもう一度ブラックペッパーをふり、
粒マスタードを添えます。

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家族が揃う休日のお昼ごはんだったので、
メインとして大皿パスタも準備。
きのことベーコンのクリームスパゲッティです。

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玉ねぎ、にんにく、ベーコンをオリーブオイルで炒め、
冷凍していたきのこ(椎茸、しめじ、マッシュルーム)
を加え、小麦粉をふり入れます。
粉っぽさがなくなるまで炒めたら牛乳を加えて少し煮込み、
塩、ホワイトペッパー。


わが家の人数でしっかりメインとして作るなら
お肉は500gくらいほしいかも。
子どもたちはお肉はもちろん、
柔らかく煮こまれたキャベツと人参もよく食べました。

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キャベツといえば…
「葉物野菜」と「ひき肉」という
子どもたちが好まない2つを合わせたロールキャベツ。
丁寧に作ったにもかかわらずほとんど残された!
という悲しい印象が強すぎて、
確か昨年は一度も作らなかった気がします。

今年はストウブを使って谷昇さんの黄金レシピはもちろん、
あさイチで見た大宮勝雄さんの巻かずにつくるロールキャベツ
のレシピでも作ってみたいです。



連休中のおやつ時間。
娘と夫がフルーツサンドを作りました。

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ほとんど食べたことがないので、作るのも当然ながらはじめて。
季節柄用意できたフルーツは黄桃とパイナップルの缶詰め、キウイ、バナナくらい。
クリームは動物性の乳脂肪35%のもの。
パンはヤマザキふんわり食パンを使いました。


断面を考えながら配置していくのは理系頭脳のないわたしには至難の業!

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クリームを固めて全体を落ち着かせるため
ラップをして冷蔵保存するのですが、
ラップの上からナイフを入れる方向にペンで印をつけていました…
さすがは「自称変なところ細かいA型」の夫。


そして、種類に応じて縦に切ったり斜めに切ったりして完成したのがこちら。
細かいフルーツが入っているのは娘作です。

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生クリーム200mlに対して砂糖大さじ1という甘さ控えめクリームが
バターの風味が利いた塩気のあるふんわり食パンとの相性が良くて美味しかった!
フルーツの甘さも際立ちます。

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ただ、ふんわり食パンのふんわりしっとり食感が美味しいけれど切りにくい!
クリームの固さの見直しも必要かも。
夫はリベンジするならば他のパンで試してみたいそうです。

そしてやっぱり生クリーム×いちごの王道の組み合わせが絵的にもほしいところ。
やたらフルーツサンドの断面画像を検索しまくった休日の午後でした。



久しぶりにスパゲッティ・カルボナーラの晩ごはん。

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わが家のカルボナーラは紆余曲折を経て
(というほどたいそうなものではありませんが…)
生クリーム不使用、卵黄と粉チーズと牛乳で作るようにしています。
本式は卵黄とチーズのみだそうですが
卵黄をたくさん使うのは気が引けるので
その分の水分を牛乳に助けてもらっています。

レシピを。


■材料(2人分)

・スパゲッティ 180g
・卵黄 2こ分
・牛乳 100ml
・粉チーズ 大さじ4
・塩 小さじ1/3
・ベーコン 60g
・にんにく 1かけ
・オリーブオイル 小さじ2

■作り方

1.フライパンにオリーブオイル、薄切りにしたにんにく、1cm幅に切ったベーコンを入れて火にかける。

2.にんにくが色付きベーコンのふちがカリっとしたら、牛乳、粉チーズ、塩を加えてひと混ぜする。
沸々したら火を止める。

3.スパゲッティを表示通りに茹で始める。

4.茹で上がったスパゲッティをすぐに2のフライパンに移す。
卵黄を加えてよく混ぜ合わせる。

5.皿に盛り付けてブラックペッパーをふる。


細かいこだわりとしては…
チーズはお安い粉チーズを使うため、
なじませるためにも少し火を通しておきたいです。
そしてとろーりちょうど良い濃度にすべく、
最後はスパゲッティの余熱だけで仕上げます。

卵黄にうまく火が入れば成功!
牛乳&チーズが熱いところに合わせるとポロポロしてしまうし、
スパゲッティをざるに上げてよく水気を切って…
と、ここでもたつくとシャパシャパに。
とにかく余熱がポイントです!


さて、卵黄を使って卵白はどうするかというと、
いつもスープに入れています。

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カルボナーラはにんにくとベーコンだけのシンプルなものが好きなので
その分スープには野菜をふんだんに使います。
この日は玉ねぎ、人参、かぼちゃ、キャベツ、ブロッコリー、ミニトマトのコンソメ。
ベーコンを焼いたりパスタを茹でたりしている横にストウブを置き、
ひたすら静かにコトコト。
最後に白身を落としてポーチドエッグ風に。


家族4人分、卵3こでカルボナーラとスープができました。
(上記の材料の1.5倍で作っています。)

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スパゲッティと聞くやいなや当然のように「納豆スパゲッにして!!」
と主張する息子。
この日は申し訳ないけれどスルーして、
ほぼ初めてのカルボナーラに挑戦させました。
「たまごのスパゲッティだよ~」と言ってすすめてみたら…
何も野菜が入っていないことを確認して安堵し、おそるおそる一口。
その後は何も言わなくてもテンポよく完食しました!

クリーム系が苦手な息子には無理かなと思っていたので新たな発見です。
二人ともOKなのはボンゴレビアンコかたらこスパくらいしかなかったところに
めでたくカルボナーラが加わりました!



今週の息子のお弁当です。

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・おにぎり(玉子ふりかけ・黒豆ごはん)
・ささみチーズカツ
・ソーセージ
・ブロッコリー(ごまドレッシング)
・ミニトマト
・シャインマスカット


コープのささみチーズカツを小さなフライパンで揚げただけで、
あとは朝食のソーセージ、前日に茹でたブロッコリー、冷凍していた黒豆ごはん。
相変わらずの簡単なお弁当です。

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前日から「デザート何入れるー?」とジャブを入れられ、
朝も出来上がりをしっかりチェック。
NG果物が多い息子もいただきもののマスカット(山梨産)は美味しかったようです。
皮ごと食べられるのもありがたい。

今週はこれくらいのスペースで済みましたが、
梨やりんごなどは入りません。
かといってフルーツ用の小さい容器を追加するのはもう少し先にしたいところ…
容器を埋めるプレッシャーを感じたくないのと、
目ざとい息子のことなので一度追加してしまったら最後。
「今日はデザートの“箱”が入ってなかった!」
と抗議されること間違いなしです。
ゼリーでもいいそうなので、
しばらくはお弁当箱の片隅にゼリー1個でいこうと思います。


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