先日「カルド・ヴェルデ」を作ったときに少し触れた
干し鱈を入手することができたので、
さっそく有名な「バカリャウ・ア・ブラス」という
干し鱈とじゃがいもの玉子炒めを作りました。

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こちらがポルトガル料理には欠かせない干し鱈です。

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韓国産が多い中、国産という条件で購入したものが
ずいぶん前に銚子駅で見つけたのと同じ会社のものでした。

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7年の歳月の間にパッケージが変化。
国産で120g680円(送料込)。
希少価値を考えるとお安いです。


北海道の「棒鱈」で試したこともあるのですが
みりんや一味で味付けされているので少し風味が変わります。


■材料(2人分)

・干し鱈 50g(戻す前)
・じゃがいも 2こ
・玉ねぎ 1/4こ
・にんにく 1かけ
・卵 2こ

・オリーブオイル 大さじ2
・塩 少々
・ホワイトペッパー 少々
・パセリ 少々

■作り方

1.鱈は3時間~半日(様子を見て)数回水を換えながら戻す。
柔らかくなったら骨を取りのぞいて細かくほぐす。

2.じゃがいもは千切りにして水にさらし、玉ねぎとにんにくは薄切りにする。

3.フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、水気をよくしぼったじゃがいも透き通るまで炒める。

4.玉ねぎとにんにくを加え、玉ねぎがしんなりして焼き色がつくまで炒める。
オリーブオイル大さじ1を足して1を加えて炒め、塩、ホワイトペッパーで味をととのえる。

5.卵に塩少々を加えて溶き、5に回し入れる。
半熟になったら軽く炒め合わせて余熱で火を通し、パセリを散らす。


じゃがいもの千切りにはしりしり器を使っています。
本当はフライドポテトと炒め合わせるようですが
手間とカロリーを考えて炒めるだけに。

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じゃがいもと玉ねぎとにんにくを香ばしく炒めたところに
干し鱈のうまみが加わり、卵がまろやかにまとめてくれます。
シンプルな味付けが素材を引き立てる一皿です。